広告を含みます

ひとりごと

看護師と結婚しようとしている人、すでに看護師を妻にしてしまった人に読んで欲しい事

momoko

「看護師さんと結婚したいんです!僕。」

こんな事をとある男性営業マンがおっしゃいました。

私、??? 「え?なぜなの?なぜ看護師??」

「なんだか、良いじゃないですか。看護師さんって。ももこさん見てても思います。」

あら、やだ💛 褒められてるのかな。うふっ

結構人気ありますよね、看護師って。

昔々行ったコンパ(うわぁ~懐かしい・・・)でも、看護師とのコンパだと喜ばれていましたねぇ。(あ~遠い目してるわぁ、あたし・・・)

でも、看護師の実態を知ったうえで言っているわけじゃないです。

知らずに結婚すると高確率で後悔します。

もちろん、良いことだってありますよ?

今回はそんな看護師のお話です。

スポンサーリンク

Contents

看護師になる人の特徴

看護師になるには、専門学校、短期大学、大学など進路は色々あります。

しかし、共通している事はどの道を選んだにしても、最終的には『看護師』という職業に就くという目標がハッキリしている事です。

少なくても高校生のころには将来自分は看護師になりたい、看護師として働くんだ、という明確なビジョンがあるわけです。

文学部に入ってキャンパスライフを満喫したいなぁ☆ とか、やりたい事を大学生になって見つけようなんてポヤポヤしていないんです。

とりあえず資格を取っておこうか、という気楽さもありません。

医療関係の仕事という大きな枠ではなく、『看護師』にピンスポットで焦点が合っています。

看護師になることを選ぶという時点で、真面目であったり、しっかりとした考えを持っているんです。

学生時代

学生時代もなかなか大変です。

日々の勉強もそれなりにしんどいです。教科によっては1日休むと落としてしまう単位もあるので、少々の熱では学校を休むことも出来ません。

私が通った学校では、熱を出して休もうものなら「看護師になろうという人間が体調管理も出来ないの!!!!」なんて、叱り飛ばされていました。

教科も多岐に渡るので、普通の大学生などに比べると、遊べる時間は少ないです。

アルバイトをすることは禁止されていなくても、している時間はありません。

学生時代の後半には病院での実習があります。

実際に入院している患者さんにくっついて勉強させてもらいます。

そして、予習とレポートに追われます。さらに国家試験に向けての勉強も並行して頑張らなければいけません。

国家試験前は寝るヒマが惜しいほどでした。

脱落者もそこそこいます。入学した当初よりも、卒業する時の人数は確実に減っています。

学生のうちにもふるいにかけられているんですよ。

就職したあと

多くの新米看護師は比較的大きな病院に就職します。

そこで待ち受けているのが、学んできたことと現実とのギャップです。

現実はシビアです。意地悪をする先輩がいたり、怖いDrがいたりします。

患者さんから拒絶されることもあります。

新米なのですから、注射が上手なハズが無いのですが、そんなこと患者さんには関係ありません。

「あなた、下手ね。上手な人と代わってちょうだい。」

グッサリきます。かなり落ち込みます。

「あなたにはもう注射して欲しく無い!」

こんなことを言われたら、泣きたくなるし仕事に行くことが辛くなっちゃいます。

患者さんの死にも直面します。これも衝撃です。

動揺もしますが、ほかにも仕事を抱えているので、悲しみに沈んではいられません。

看護師は圧倒的に女性が多い職業です。いわば「女の園」です。

女性特有の意地悪や、陰口、派閥、仕事とは直接関係の無いこととも戦わないといけないんです。

マウンティングもなかなかにエグいですし、男性Drを巡ってのバトルもあります。

「みんなで協力しあって頑張ろうね!」

なんて事を言うのは、極々一部の人達だけなんです。

また、医学は日進月歩です。学校を卒業したら勉強はおしまいになりません。

就職してからの方が、より専門的な勉強をする必要があります。

学ぶ意欲や、やる気が無いとDrや患者さんにすぐに見抜かれてしまいます。

「キミはもういいから。」

これを言われてしまうと信頼を回復するのは並大抵ではありません。

そして看護師は強くなる

日々の仕事や、職場の人間関係、患者さんやDr との信頼関係を上手く築きながらこなしていくことが普通の生活を送っていると、自分では気がつかないうちにメンタルが鍛えられています。

急に患者さんの具合が悪くなった時のとっさの対応など、瞬間的に判断する事が多いのです。

少々の事でアタフタするなんて無いですし、内心動揺していても表面上は冷静さを装っています。

新人の頃には苦手だった排泄物の処理や嘔吐物なども平気な顔で片付けることができます。

食事をしながら排泄物の話をしていたりと、あり得ない会話が普通だったりします。

大出血や傷口を縫ったのを目の当たりにしたその日に焼き肉を食べるのなんて、へっちゃらです。

看護が仕事なのに自分は体調が悪くても、解熱剤を飲んで仕事に向かったりもします。

看護師の性格を上手く表現しているなぁと思ったものに「看護師は性格が強い」という

のがありました。

力が強いのでは無く、性格が強いんです(笑)

もうこれ以上にピッタリはまる言葉が無いです。

看護師を妻にするメリット、デメリット

看護師を妻にしている男性もいます。

メリットとデメリットがあるはずですよね。

看護師のメリット

・家族に病人、けが人が出た時に非常に心強い。

・旦那さんが突然リストラにあっても持ちこたえられる。

・自宅を持ちたい場合、ローンの申請が早い。

・そこそこ贅沢な暮らしが出来る。

看護師は比較的高収入ですから、旦那さんが突然職を失っても大丈夫です。

なんなら主夫になってくれてもOK!なくらいの収入があります。

結婚や出産を機に退職しても、再就職先はいくらでもあります。

常に求人がある、特殊な職業です。

また、住宅ローンも組みやすいようです。

看護師という職業は安定力バツグンなので、ローン審査に通りやすいのです。

夫婦共働きになりますから、旦那さんの収入だけの家庭よりも贅沢をすることが出来ます。

何よりも、家族に病人やけが人が出た時に、的確な判断が出来る人がいるというのは相当ポイントが高いのではないでしょうか。

「すぐに病院に行こう」

「朝まで様子を見てて大丈夫」

「行くなら皮膚科だね」

家族だけで無く、親戚や知り合いからも頼りにされています。

看護師のデメリット

・性格が強いので、旦那さんの後ろにいない。

・仕事で疲れているため、家事を分担しなければいけない。

・収入面で強みがあるので、離婚を切り出されやすい。

・旦那さんに優しくない。

・TVドラマで医療系のシーンになるとうるさい。

看護師が優しいのは、患者さんに対して、です。これ、一番誤解されているところじゃないのかなぁ。

万人に優しいわけではありません。

患者だからいたわるし、仕事だと割り切っているから優しくできるんですよねー。

24時間一緒にいるわけじゃなく、仕事中と限られた時間だから付き合えるんですよ。

少々の怪我や熱には厳しいです。「洗えば大丈夫」「食べれるなら、心配いらない」

日頃医療に携わっているので、そんなことで大げさな・・・とか思っています。

収入がしっかりしているので、旦那さんを立てるとか、三歩下がるという事をしません。

同等だと思っていますし、その分家事も分担して当たり前くらいに思っています。

食べさせてもらっているなんて考えはみじんも無いし、逆に看護師やってるから贅沢できるでしょ?的な人は多いですね。

仕事自体が重労働なので、家に帰ると動けません。

というか、動きたくないんです。夕食は可能なかぎり短時間で出来るものにしたいし、可能なら作りたくないです。

作ってくれるなら、なんでもいいです。むしろ作ってくれ!!ですよ。

なので、古風な考えを持っている男性なら看護師を妻にすると後悔すると思います。

テレビドラマを見ていて、病室のシーンなどになるとうるさいです。

本業の血が騒ぐと言うか、気になるんですよ。

なぜ、その状態でその点滴をしているんだ?

注射針の止め方がおかしいんじゃないの?

えー、そこでそんな処置はしないでしょう?

落ちついてドラマを見せてもらえません。

「頼むから黙っててくれる?まったくドラマに集中出来ない。」

必ず言われます。

だって、気になるんですもん。

収入もそれなりに安定しているので、簡単に離婚します。(苦笑)

離婚率の高い職業ランキングで、3位以下になった事が無いくらいです。

未婚率も高い職業でもあります。

子供がいる、いないに関わらず、シングル率がものすごいです。

まとめ

看護師を妻にするメリットやデメリットをお話しました。

夫婦は同士、人生のパートナーと考えられる人にはもってこいです。

老後の心配もいりませんし、アクティブな人が多いのも事実です。

「天使のイメージ」はあくまでイメージです。妄想です。

現実は「肉体労働者」であり、「戦う女」なんです。

情が深いのも事実ですから、印象が良ければ永く添い遂げられるかも?知れませんよ。

独身パラダイスなので、選び放題です。

どうですか?

アナタも看護師と結婚してみますか?

スポンサーリンク
ABOUT ME
momoko
momoko
シンママ/ナース/ブロガー
ふたりの男の子がいる現役ナース&シンママです。
仕事も子育てもMAX頑張ってます。

でもでも、息抜きもしたいし愚痴だってこぼしたい。 自分らしく生きて行きたいなぁ。
スポンサーリンク
記事URLをコピーしました