『うつ』は突然やって来る。心の風邪って言うけれどそんな簡単じゃないんだよ・・・
鬱は心の風邪だと言われていますよね。
誰でも「うつ」になる可能性があって、決して特別な病気じゃないんだよと伝えるために「心の風邪」と表現しているのでしょうが、慰めにしか聞こえません。
実際に重症鬱と二度も診断された私が今日も何とか踏ん張っています。
しんどい思いをして、もがいている誰かに、それがたった一人であったとしても心の重さが少しでも軽くなってくれたらいいなぁという思いを込めて書いてみますね。
Contents
うつの症状
うつの代表的な症状として
・寝付きが悪い
・寝ても熟睡感が無い
・朝早くから目が覚める
・食欲が無くなる
・午前中が特に調子が悪く、午後からは少し良くなってくる
・人と関わりを持ちたくない
・頭痛が頻回に起きる
・活気が出ない
・体重の減少
などがあります。
詳しく知りたい方は「うつ セルフチェック」で調べてみて下さい。
自分を責めなくていい
まず始めに伝えておきたいことです。
この記事を読んでいるということは、今辛い状況なのでは無いですか?
元気いっぱいで、やりたいことがたくさんある人は読まないはずです。
貴方は充分頑張っています。
よく我慢していますね。
ほんの少しでも心を休ませてあげませんか?
自分の努力が足りなかったのでは無いか?
頑張れないのは自分が悪いのでは無いか?
怠けたいのでは無いか?
そんなことはありません。
今まで十分すぎるくらいに頑張っています。
貴方が悪い事なんてなにもありません。
ですから、自分を責めるのは止めて下さい。
自分をいたわってあげて欲しい
今までの自分を振り返ってみて下さい。
これまでの自分は色々な事に対して、とても頑張っていませんでしたか。
思い当たることがあるはずです。
勉強に対して、親の期待に対して、周りの期待に対して、その期待に精一杯応えようと努力してきたはずです。
時にはしんどいな、辛いな・・と思いながらも、応え続けていませんでしたか。
今まで自分はとても頑張っていたんだな。
過去の自分、今の自分を認めて、いたわってあげて欲しいのです。
今が辛いのなら、心が「もう頑張れないよ・・」と言っているのです。
そうか、しんどくなったんだね。分かったよ、休もうね。
それでいいのです。
病院で相談するのはイヤ?
風邪を引いたり、咳や熱が出たら病院に行って、先生に診てもらいますよね。
心がしんどい時も同じです。
「こんな風にしんどいのです。」そう言ってみませんか。
精神科と聞くとイメージがあまり良くないですよね。
では、心療内科はどうですか?
しんどい思いを吐き出すだけでも心が軽くなることもあります。
相手は聞くことが専門なのです。上手に聞いてくれます。
日常生活に支障が出るくらいになったら、病院に行きます。
「先生、またしんどくなって来ました。」
今回は何をきっかけにしんどくなったのか、聞かれますが、じゃあどうしようか。
少し薬を飲んでみる?
眠れないときにはお薬使ってみる?
こんな風に相談しながら薬を出してもらったり、話を聞いてもらうだけでも随分違うんですよ。
頑張る自分が頑張れなくなった時
誰だって頑張りたいけど、今はちょっと頑張れないよ・・・
そんな時があります。
私ももちろんあります。
「あ~仕事に行きたく無いな~・・・」
「子供のお世話が辛いな・・・」
「もう色々やめちゃいたい。」
自分自身を見つめるということは、結構手間がかかるものです。
自分ってやっかいだな・・・そう思う事もしばしばあります。
私が最初に「うつ」と診断され、社会復帰は無理かも知れないと思っていたときに出会った一冊の本がありました。
それがこの本でした。
買わなくても良いです。買って欲しくて載せているのでは無いので。
興味があれば参考にしてみて下さい。
まとめ
「うつ」は治らない病気ではありません。
お気に入りの道具と同じでメンテナンスが必要なんです。
時々でもいいので、「どう?頑張り過ぎてない?楽しい?」
自分に問いかけてみて下さい。
休むこと、周りの人に頼ることを覚えていけるといいですね。
どんな時も雲の上には青空が広がっているんですよ。