離婚を考えて良い状況と耳の痛い話~借金・浮気・ギャンブル~
「次は許さない。これっきりだからね!!!」
この言葉を言った事がある人、手を上げて~と言ったら、いったいどの位の人達が手をあげるのでしょうか。
私もこれを言ったひとりです。
「これっきり」とか言いながらも次も同じ事を言っているものです。
何度も何度も不毛な戦いをしてきて、やっと思い知りました。
絶対にこれからも繰り返すのだ。終わりなんて永遠に来ない。
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離婚の理由 ー世間一般ー
離婚の理由の第一位は『性格の不一致』なんだそうです。
この『性格の不一致』の中にはさまざまな価値観の違いから、金銭感覚の違い、子育ての教育方針の違い、家事の分担、レスなど本当に幅広く含まれています。
外から見れば、そんなことで?と思われても、当事者にとって我慢しがたいことが積み重なると、辛い以外の何物でもないんですよね。
DVとかはこの際、論外ですが。
離婚に悩んでいるときには他の人はどうなんだろう?とキーを叩いて調べてみたりするものです。
けれど、他の人がどんな理由で離婚したかなんて、なんの答えにもならないんです。
辛い状況は人それぞれ違っていて当たり前です。
性格も環境もみんな違うのですから。
結局、決めるのは自分なんですよね。
何度約束しても同じ
借金や浮気、ギャンブル、つまらない嘘。
している事に違いはあっても、共通点はひとつです。
何度も繰り返す。
これだけ怒ればとか、子供がいるからとか、そんなことは全く関係無いんです。
本人に悪気があるかどうかは分かりませんが、2回目があったら絶対に3回目もあります。
1回目(初回)は、ただショックを受けます。離婚を考えるのも普通でしょう。
そして悩みます。このまま離婚するのか、それとも1回は許し再構築してみるか。
結局は許して、もう一度新たな気持ちで頑張ってみようよ的な話をするんです。
モヤモヤする気持ちを抑えながら、1回は許すと約束したのだから。そう自分に言い聞かせながら、幸せそうな家族像を描き、その夢に向かって努力するんですよね。
2回目のショックは1回目ほどでは無いにしても、裏切られた気持ちが大きくなります。
ここで離婚を決意出来る方はそうするのが良いと思います。
1回だけでも十分に離婚する理由として成り立つところをグッと堪えたわけですから。
子供がいるから、他に頼る人がいないから、もう1回だけ・・・
もうエンドレスです。お隣さんの事みたいに客観的に見れば分かりますよね。
次が必ずあります。3回目、4回目と終わりなんてありません。
努力していたのは自分だけだったのだと、むなしさが募っていきます。
呑む、打つ、買う
昔から言われている事ですが、呑む=酒癖が悪い 打つ=ギャンブル依存症 買う=浮気 この三つはどうにもならないとされています。
私はこれに借金も入ると思っています。
これらで悩ます人は嘘もつきます。隠すために。
どんなに必死になって後始末をしても、心の底から感謝しているなら次の不祥事は起こせません。
度重なる不祥事の度に約束を破られた怒りと悲しみ、嘘をつかれていたショック、心労は半端なものでは無くなっているはずです。
問題がお金であれば、全てのお金を管理すれば良いという意見も聞いたことがあります。
しかし、相手はいい大人です。いくらでも抜け道を探して来ます。
今度はそう来たか・・・呆れてアホらしくさえなってきます。
結局何が言いたいのか
何度でも許せる人は尊敬しますが、私は無理でした。
何度目かの不祥事だったかは忘れてしまいましたが、いるだけで不愉快でした。
体調はドンドンと悪くなるし、イライラもものすごかったです。
こうなると、やることなすこと全てがイヤでイヤで仕方が無くなるんです。
離婚を薦めている訳ではありません。
収入が無いと離婚に踏み切れないことは重々分かっています。
ただ、頭の片隅にでも残しておいて欲しいのです。
相手は永遠に変わらない。変われるのは自分だけなんだということを。
そして、我慢には限界があります。
自分さえ我慢すれば良いという問題では無いです。
その我慢はお子さんにも良い影響は与えていません。
心の底から笑えますか?
食事は美味しいですか?
朝起きたとき、さぁ今日も1日頑張ろう!と思えますか?
捨てるという勇気も必要な時ってあると思っています。