お友達に怪我をさせた!!そんなときにどんな対応をするのが良いの?
学校生活や遊びの中で、我が子が怪我をする事もあれば、よそのお子さんに怪我をさせてしまった・・・😰 そんな経験をした方は少なからずいることでしょう。
怪我をさせてしまった時に親がするべき事、怪我をした子供の親の気持ちをリアル体験でお伝えしようかな~と。
対応次第では逆に相手を不愉快にさせてしまうこともありますし、後々親同士、子供同士の関係がギクシャクする事もあるかと思います。
これが絶対に正しい対処法ではないかも知れませんが、参考になれば幸いです。
以下はモモコの長男の実例を交えて紹介していきます~。
Contents
怪我をさせてしまった当日にまずすること
怪我をさせた側の親御さんは、学校からの突然の連絡に衝撃を受け動揺しまくり状態のはず。
『我が子がお友達に怪我をさせてしまった・・・
いったい自分はどうしたらいいの?相手のお子さんの怪我はひどいのかしら?
これから自分はどうしたらいいのだろうか・・・」
この状況にはビックリしますよね~。「いったいどう対応すればいいのやら。相手に対して何をすればいいんだろうか?」そんな考えが頭をグルグルまわってばかりで、とても冷静に考えることなんてできませんよね。
こんな時の絶対に押さえておきたい行動をまとめてみます。
① とにもかくにも速攻で相手に電話連絡をして、誠心誠意謝罪をする。
※ 自分達は加害者であるという立場を絶対に守り、怪我をさせた事のみに重 点をおいてとにかく謝罪あるのみ。
言い訳は絶対にしてはいけません。
②怪我をさせたのを知ったのが遅く、相手のお宅にいけない場合、まずは電話でもいいので謝罪あるのみ。
③怪我をさせたと知った時間が遅くないなら、とり急ぎ自宅に謝罪に伺う。
手ぶらは絶対にダメですよ!!
怪我をさせてから間髪おかずに伺うのが最も重要!
④時間が遅く、自宅まで行けない場合には電話で謝罪をした上で、謝罪に伺っても良い日程+時間を確認しておく。
⑤手土産、お見舞いなど準備をしておく。
実例:息子の怪我の状況と状態
とても簡単に説明してみます。概要程度でしょうかね。
授業が終わり、帰り仕度をしていた時に水筒をたすき掛けにしていたお友達が優雅なターンを披露。たまたま近くにいた息子の顔面(鼻近く)を遠心力で勢いのついた水筒が直撃。鼻血噴出で担任は大慌て。
保健室に直行したものの鼻血は止まる様子も無く、病院で診てもらうしか無いだろうと判断され、親である私の職場に電話が入りました。
終業時間まであと1時間を残すくらいでしたが、そこをあえて連絡してきているし、担任の先生も動揺している雰囲気だったので、これはまずいな、状況からして鼻を骨折しているんだろうなーと思いました。
この時は本当にただただ相手の親御さんは大変だろうな、自宅に菓子折持って誤りに来るパターンだなと考えてました。
加害者である親のした対応
怪我をさせた側の対応ですが、そのまま書きますね。
怪我をした当日の夜に謝罪の電話がありました。私の方に学校から連絡をしてすぐに相手の親御さんにも同じように説明したそうです。この時夕方の5時前くらいでしょう。
相手の親御さんから電話で謝罪があったのは夜の8時はゆうに越えていました。
もっと早くに連絡があると思い、夕食を作るに作れずイライラしながら待っておりました。
「子供にはキツく注意いたしました。本当に申し訳ありません。その後の状態も教えて下さい。」などという通り一遍の謝罪はありましたが、「その後の怪我の状況を教えて下さいね。」とはおっしゃりましたが謝罪に伺いたいという申し出はありませんでした。
その後音沙汰が無く、約1ヶ月後の個人懇談の日にお父さんと子供さんが学校まで出向いて菓子折と小さな花束と共に謝罪されました。この時次男の懇談が直後に控えており、焦っていたのですが、一緒に謝りに来ていたお子さんに「怪我はもう気にしなくてもいいよ。わざとじゃ無かったんだし、いっぱい誤ってくれたんでしょう?今日ここに来るの怖かっただろうに良く来てくれたね。もう忘れていいからね。」と言うのが精一杯でお父さんには言いたい事を全て飲み込んでしまいました。
本音として言いたかった事があったのですが、お子さんを前にしてお父さんに怒りの言葉や表情を見せるのは、気が引けたからです。
さらにその1ヶ月後の参観日に廊下でお母さんと出くわした際に「あの時はゴメンなさいね~。大丈夫ですか~?」と笑顔で軽ーい雰囲気でのご挨拶がありました。
鼻の骨折は実際はどうやって治すのか
鼻の骨折を元に戻すのってなかなかにエグいものがあるんです。
職業柄、動揺はしませんが我が子の鼻にガッツリ麻酔をしてくれていると分っていても、平たいペンチのような器具を鼻の穴に突っ込んで力業でグイッと折れたのと反対の方向に押し戻すんですよ。しかも戻る瞬間にペキっという、プラスチックをへし折るような音が聞こえました。
あーこれって一回折れた所をもう一度折り直すっていうのがピッタリくる状況だなーと。
これ、一般のお母さんだったら痛々しくて見ていられないだろうなーとも思いました。
なぜ、モヤモヤが止まらなくなったのか
私が加害者の親であったなら、当然していたであろう初期対応がほぼ無かったから。
これにつきますね。
①怪我をした当日の電話しかなかった。
しかも17時前後に知って、20時過ぎの電話って・・・
②当日または翌日にも謝罪に来なかった。(週末であり、訪問する時間はあったはず)
③相当の日にち(1ヶ月くらい)が経ってからの謝罪?であったため、今さら感が強かった。
→誠意というもが感じられなくなってしまった。
この3つにつきますね。
ベストな対応って誰が教えてくれるのか知りませんが、誠意を見せるには間髪おかずに謝罪に行くしかないです。
お互い動揺していますから、デパートで買ったお菓子じゃなくても良いと思います。
コンビニで何か適当に買ってでも当日または翌日には謝罪に行くべきですね。
怪我の具合や程度によってはお見舞いを包むのもありだと思いました。
なんせ骨折ですからね。
大人が同じ事をすれば立派な傷害事件ですよ。
凶器(?)はステンレス製の重たい水筒です。
それが遠心力がかかった状態で顔を直撃したんです。
鼻の骨折だけでよく済んだと思います。もう数センチズレていたら失明の可能性もあったでしょうし、頬を骨折していたかもしれないのです。
想像しただけでゾッとしませんか?
小学生同士だから謝罪で済むんです。
大人だったらどうなると思います?警察に傷害で届けることも出来るんですよね。
ヘラヘラ笑って謝る事ではありません。
誠意は早く見せるべきものです。
後手に回って良いことなんてひとつもありません。
怪我をさせて1ヶ月後に一緒に謝りに来たお子さんが可哀想でした。
BESTな対応ってなんでしょう
わざわざ家に謝りに来られてもイヤだな~と最初は思いました。
学校から「鼻血が・・・水筒が・・・」という連絡があった時に「あ、菓子折持って謝りに来るってやつだわ。」と瞬間的に思ったんです。相手の親御さん、大変だなーと。
わざと怪我をさせた訳ではないので、許す気満々だったんですよね、私。
だけど、来ないとなるとこっちも収まりがつかないんですね。
この時は自宅に謝罪に来られる程でもないかな?とか、来らるのも面倒だなとは思っていました。
しかし、謝罪に来ないという事は、うちの子に骨折させておいて電話だけかよ?💢となるんですよ。
有休使って何回も病院行ったり、検査費用も骨折治すのも結構払いました。(数万単位です。一旦前払いしないといけません)
後でお金は還ってきますが、相手方の保険じゃないんですよ。私がかけていた保険を使いました。
そんなこんなで色々モヤモヤが止まらなくなって行くものなんです。
①取りあえず速攻で謝罪をする。
電話でも良いですが、可能であれば自宅まで行くべき。
②手土産は必須。
③怪我に対するお見舞い、通院+親の仕事への迷惑代としてお見舞い金はあった方がBEST
*金額は怪我の程度によりますが(軽症:打撲、突き指程度なら5000円、骨折などやや重症は1万円~3万円くらい)このくらいを目安にされてはいかがでしょうか。
④とにかく謝罪に徹する
こんな感じかと思います。
もしも自分がわざとじゃなくても他人様の車に傷をつけてしまった場合を想像すればいいかな?と思います。相手は人間ですから怪我の程度を考慮して想定と同様かそれ以上が良いと思います。
ちなみにお見舞いは多すぎるかな?くらいがちょうど良いのだそうです。
私が加害者の親だったとしたら、手土産(お菓子+DVDなど)と現金3万は包みますね。
一応子供も連れて行きますが、ひたすら「申し訳ございませんでした。これら(持っていった手土産とお見舞い金)はどうしても納めて下さいませ。」と必ず渡し、今後の怪我の状態を確認しつつ謝罪を繰り返します。
まとめ:素早く行動に移す事が肝要
間髪おかず、優雅に待たず、すぐさま行動に移すことが何よりも誠意を見せる伝えるのには不可欠だと思います。
仕事でミスった時と同じですよね。
時間が経てば経つほどにまずい状況にしかなり得ません。
子供同士だから仕方がないか~と許す気満々だったにも関わらず、なんて非常識な人なんだ!とモヤモヤが収らなくなってしまいました。
取りあえず慌てて駆けつけました。どう償えばよいのやら・・・といった対応であれば、「わざとじゃ無いし、いつ我が子が逆の立場になるかも知れませんから、あまり気にしないでくださいね~。」
こんなやり取りで終われる程度だったのではないのかな?と感じましたヨ。
相手のお子さんにも非があったとしても、「ここまでしていただかなくても・・・。」
それを感じさせる行動を取るのが今後の印象を決めるのだと大変参考というか、親をしていく上での貴重な勉強をさせていただきました。
皆様もくれぐれもタイミングだけは逃さないように気をつけてくださいね!