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十二国記シリーズを深く理解して欲しいので解説しようと思います!

十二国記シリーズは捨てないぞ!と誓っているおばちゃんです。

最初はホワイトレーベルで出版されたのですが、今は新潮社から出版されています。

私が持っているのはホワイトレーベル時代のものです。

表紙の絵も現在とは違っています。

愛着がありすぎて、ホワイトレーベル時代に買ってて良かった・・・なんて思っています。

 

十二の国の地図と関係

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/十二国記

青い部分が虚海(きょかい)と言って文字通り海です。ただし、ここには妖魔が住んでいます。妖魔は怖い妖怪と猛獣を足して割ったような感じでしょうか。

中心にある黄海は島で、十二の国のひとつではありません。

ここには西王母と言われるめっちゃ偉い神様が住んでいてちびっ子麒麟さんが暮らしています。麒麟もちびっ子の頃は人間の形をしていて、次第に動物の麒麟の姿になれるようになります。

麒麟は王様を選ぶという使命があって、特殊能力も持っているので大事に育ててもらいます。

 

花の形に八つの国があり、上から時計回りに柳(りゅう)・雁(えん)・慶(けい)・巧(こう)・奏(そう)・才(さい)・範(はん)・恭(きょう)があります。

虚海をはさんで四方に四つの国、左上から芳(ほう)・載(たい)・舜(しゅん)・漣(れん)です。

陸続きの国は歩いて国境を越える事ができますが、隣の国だからと国交があるわけではありません。

 

王と麒麟の関係

麒麟には雄と雌がいて、ほぼ半数です。ここにフェアな感じがしませんか。

麒麟が「あ、この人!!」と選んだ人が王になります。

選ばれる前は普通の一般人なんです。何かをすれば王になれるわけではなくて、どこかで聞いたことがあると思いますが、麒麟がビビッと来た人が王になります。

「男が運命の女を選ぶのと同じ」と文中でおっしゃっていました。

 

麒麟が死ぬと王も死にますが、王が先に死んだ場合は麒麟は死なずに済みます。

一つの国にひとりの王と一頭の麒麟というのが天が決めた事なので、麒麟が死んだのちに新しい麒麟が産まれるんです。

王は一般人なので麒麟がいればすぐに次の王を選ぶ事が出来ます。

麒麟の場合は死なないと変わらないし、成長するのに時間が必要なので王が選べるようになるまでの間、国は荒れていくことになります。

麒麟は血を嫌います。王が国民を虐げたりすると病気になります。

自分が戦えないので、使令といって手なづけた妖魔をつれています。

 

王が良い政治をすれば長く国が安定し、栄えていきますが、国民を苦しめるような政治をおこなった場合、王は死に、国が荒れるのです。

王になった時に子供がいても、時期国王ではありません。

血筋はなんの関係も無いのです。

国民にとって良い王であることが何よりも重要視されます。

現実社会もそうであって欲しいですよね。

 

男女平等

この世界で男女は平等です。

体力に差はありますが、女性軽視の考えも無ければ出産、子育てによるブランクもありません。

 

なぜなら、女性が子供を産まないからです。

子供が欲しい夫婦は子供の成る木にお願いをします。

願いが聞き届けられれば、願いを込めて紐を結んだ枝に子供の入っている実が実ります。

妊娠、出産というものが無いんですね~。

この発想は目から鱗どころじゃ無いです。妊娠・出産をせず、子供を持つ方法として考案されたのかな?と思いますし、不妊症とかも存在しませんね。

 

子供が欲しいなら夫婦である必要がありますが、子供を望まなければ夫婦でいなくてもいいんです。

同棲カップルには子供は産まれません。

正式な夫婦か、そうでないかあまり重要視されていません。

この辺りも学ぶことがありそうですよね。

 

神の存在

この世界には神が実在しています。

時に人と関わることもありますが、神様は別の世界で暮らしているようです。

大きな決まりを神様が決め、細かい決まり事を各国が決めて行きます。

 

大きな決まりとは、違う国に生まれた者同士は同棲は出来ますが、子供を持てなかったり、

王はその国の人で無ければならないなど、どうやっても覆せない決まりです。

 

「困った時の神頼み」という発想もありません。

試験の前に「どうか上手くいきますように」などとお願いしません。

試験勉強を頑張るのは自分であり、結果はその努力に比例するといった考えなんです。

超ドライというか、現実主義ですよね。

 

挿絵の存在

十二国記シリーズは出版社が変わっても、山田章博さんが描いておられます。

この挿絵がまた素晴らしいんです。

画集も発売されています。

空想の動物や妖魔もリアルに描かれていますし、主人公もピッタリです。

あまりのピッタリ具合に実在の人物のように頭の中でセリフを話してしまうほどです。

 

 

まとめ

十二国記では王でさえも色々と迷ったり、悩んだりします。

人間の二面性も表現されていて、考えさせられることがいっぱいあります。

生まれ持ったどうにも出来ない悩みから、努力次第、考え方次第で解決出来る問題までたくさんのヒントが詰まっています。

時間を置いて読み返すのもまた一興です。

ずっと繰り返し読んでしまう作品に出会えた幸せを感じて下さい。

 

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