トキメキ☆成均館スキャンダル~おすすめ韓ドラ-ラブコメシリーズ~ネタバレあります
時代ものよりも現代物の方がいいですよ~。そんなお話をしたような気もしますね。
時代背景がよく分からずに見ても、面白いドラマもあります。
時代物は初めての場合に違和感を感じるとしたら
- 服装
- 男尊女卑の徹底さ加減
ここは絶対に感じるところでしょう。
このドラマもそうですが、どうも韓ドラの設定では、男女が入れ替わるというか女性が男装するのがお好きなようです。
イケメンばかりの男性社会の中にひとり女性が入るというシュチエーションが人気です。
女性がドラマを観る前提なんですかね。
あ、解説しますです、はい。
Contents
主要な登場人物
キム・ユニ : パク・ミニョン(キム・ムンシク)
病弱な弟の代わりに家計を支えるけなげな娘。学者だった父親の影響で勉学に明るい。
女は勉強する事が悪だった時代に男性エリートでも難関試験に合格する秀才。
男性だけの成均館に入学することになる。
イ・ソンジュン : パク・ユチョン
大臣を務める由緒正しい家系のひとり息子。勉強が出来てスポーツ万能。
ちょっと融通の利かない真面目な性格で、友達がいなかった。
ク・ヨンハ : ソン・ジュンギ
裕福な商人の息子。女性が大好きで派手な服装をしている。
ムン・ジェシンの友人。
身分は商人なのだが、貴族(?)の振りをしている。
ムン・ジェシン : ユ・アイン
愛する兄を亡くしている一匹オオカミ的な人。
無愛想を絵に描いたような雰囲気で人を寄せ付けない。
キム・ムンシクが女性であることを知ってからは影で彼女を支える。
簡単なあらすじ
家計を支えるために男装をして稼いでいたキム・ユニは筆写の仕事をしていた。
あるとき、イ・ソンジュンと関わりを持ち成均館に入学するための試験を受けることに。
難関で有名な試験に合格したユニは勉強がしたい&弟の薬がもらえることから成均館で寄宿生活を送ることになった。
成均館は男性だけの学校で、役人養成学校。特権も与えられた特別な社会。
一匹オオカミで有名なムン・ジェシンとイ・ソンジュンと同じ部屋で生活をすることになった。
男ばかりの中での生活は気が休まらない。
寝るときも服を脱げないし、何かと不便。
入学早々、新入生を歓迎するという前置きの恒例になっているイジメ行事があり、機転を利かせて乗り越える。
この事をきっかけにイ・ソンジュンと友情が芽生える。
入学してすぐに、女好きなク・ヨンハはキム・ユンシクが女性であると感づくが、誰にも話さない。
学校内の派閥のために色んな試練が訪れるが、イ・ソンジュンとの友情で乗り越えていく。
キム・ユニの父親の死と、ムン・ジェシンの兄の死は関係があった。
さらにイ・ソンジュンの父親もそのふたりの死に関わっていた。
キム・ムンシクが女性であると知ったムン・ジェシンは彼女が無事に過ごせるように黙って助ける。
男のはずのキム・ムンシクが気になるイ・ソンジュンは自分がおかしいのでは?と悩む。
ムン・ジェシンは、父親と兄の死の真相が分かり、4人で力を合わせ王様からの課題もこなし、最終的にはハッピーエンド。
見どころと突っ込みどころ
本当は分けて説明したほうがいいのかも知れませんが、分けられないので一緒くたに説明します。
まずは花の四人衆と呼ばれる(本当の男性は3人)4人は人気がある俳優さんで固めてあります。
イケメンかどうかは好みがあるでしょうから、何ともコメントしずらいものがあります。
わたしは、このドラマではムン・ジェシンにメロメロでした。
主役では無かったジェシン=コロの人気は相当高かったようです。
ドラマが終わったあとにはコロロスという現象が起きたほどです。
韓国の俳優さん達はスタイルが良い人を集めているので、みなさん背が高い。
パク・ミニョンさんも小さいほうでは無いでしょうが、どうしても体格の差が出ます。
現代のように体型が分かる服装で無いにしても、男装しているって寄宿生活してれば分かりますよね?
トイレは必ず座る用に入るし、お風呂に入れない、髪はアップにしているからうなじはあらわです。
お風呂に毎日入れないので、足を洗うのですが、この時他の学生と一緒に足を洗います。
膝下だけしか出さないといっても、すね毛は無いし、筋肉の付き方が男じゃ無いです。
最後まで学生達にバレなかったのは不思議で仕方ないです。
キーセンの存在
キーセンというのは日本で言えば、吉原の花魁です。
違うところと言えば、堂々と街中に出掛けられるのと、キーセンであってもプライドをもっているところ。
もちろん政治の道具にもされますが、教養が高くそれなりの地位があるようです。
キーセンは女性ですが、教養をたたき込まれています。
漢文で詩も読みますし、キレイなだけでは務まらないお仕事だったようです。
儒教の思想がちょっと分かる
『儒教』って聞いた事はあっても説明出来るほどでは無いですよね。
なんとなくではあっても、『儒教』ってこんな感じなのかぁと理解することが出来ます。
男性優位です。それも想像以上に。
女性と言うだけで勉強することを許されません。なんだか女であることが罪にも思えるくらいです。
突っ込みシーン
その1 キム・ムンシク入浴シーン
韓ドラでは珍しい女性の入浴シーンです。
皆が寝ている夜中に倉庫みたいなところで大きな桶にお湯を張ってお風呂に入ります。
どこでお湯を沸かして、どうやって運んだのか?
お風呂のあとのお湯はどうやってどこに捨てているのか。
水道の無い時代なのにね。
しかも、電気なんて無い時代です。
ろうそくの明かりだけでお風呂に入れるものなんだろうか。
その2 お風呂をのぞくムン・ジェシン
キム・ムンシクが隠れてお風呂に入っているのをたまたまのぞいてしまった、ジェシンはムンシクが女だっだと知ります。
ドラマの中では重要なシーンでもあるんですけど、ろうそくの明かりしかないのに女だって分かりますかね。
しかも全裸を見たわけでは無いんです。お湯に浸かっている顔(シルエット?)を見ただけなんです。
どんだけ視力が良いんでしょうか、ジェシン先輩。
その3 溺れたムンシクを助けるソンジュン
川に落ちてしまったムンシクをすかさず助けに行くソンジュンにキュ~ンとしないといけないシーンです。
泳げない事を知っていたんですよ、ソンジュンさんは。
そんな説明ありましたっけ?
思いっきり飛び込んでいますけど、立ち上がった時の水の位置は腰のあたり。
飛び込む深さが無い・・・
助けたムンシクの服を速攻で脱がすソンジュン、女だとやっと気がつく。
ん??溺れた人に一番にするのが胸をはだけることなの???
主席合格したくらい賢い人がすることじゃないよね~?
まとめ : 私的一押しシーン
単純に楽しむのもアリですが、少し考えることもあったりします。
突っ込むだけではない、見て欲しいシーンがあります。
酔ったムンシク=ユニがジェシンに辛い気持ちを聴いてもらうのですが、この時のジェシンの優しい瞳。
図書室で胸の内を明かすムンシク=ユニの話を聞いているときにはジェシンはムンシクの事を好きになっています。
それでも、うん、うん、と聞いているジェシンの気持ちと温かい瞳は、わたしジェシンにするわ!!と思ってしまうほど。
最後に、王様が登場した時に「あれ?グッさん??」と思いました。
古田新太さんもどこかで登場しますよ。探してみてくださいね。