第二子は独特の感性を持っていた~大人には無い発想の持ち主~
夏休みは親にとっても試練がいっぱいですね。
学校から出された宿題の答え合わせと、間違っている箇所を直して提出。
私の住む地域限定なのかも知れませんが、疑問にも思ってしまう・・・
すべて直した宿題を確認するのって楽じゃないですか。
丸付けだけでも結構な量があります。
子供が複数いると手間のかかりようも半端じゃないです。
ましてや仕事を持つ母としては負担以外の何ものでも無いです。
読書感想文、作文、自由研究(あまり自由じゃないですけど)
辺りは親が指導しないとまったく書けないと言っても過言じゃないです。
我が家の息子達は夏休みも毎日お弁当を持って、放課後クラブへ通っています。
そろそろ留守番出来そうにも思うのですけど(年齢的には)
絶対に遊び惚けて宿題なんかしないだろう。
最近の夏の暑さは半端じゃないので、体調管理も子供だけで過ごすのは不安です。
日中の管理をしてもらえるだけでも助かります。
それプラス宿題もさせてくれるのでさらに助かります。
夏休みだけ利用するお友達もいるので、行くのは楽しいようです。
いい加減に宿題のチェックをしないとなぁと
重い腰を上げました。
次男坊の宿題からチェックしていきます。
算数はまぁまぁの出来上がりでした。
問題は国語です。
パッと見た印象では終わらせている様子です。
「偉いじゃない。ちゃんとしているんだね。」
褒めたのはほんの一瞬でした。
よ~く見てみると、なんだか答えがおかしい・・・
文章を読んで答えましょう。という定番の問題たち。
答えはすべて埋まっています。
が、しかし、答えが ?? なんです。
「クマさんはウサギさんからお花をもらってどう思いましたか?」
この質問に対しての次男坊の答え
「もらえていいなと思います」
はい?これはキミの感想だよね。
クマさんがどう思ったのか、文章の中に書いてある言葉と違っています。
「合っている文章に〇を2つつけましょう」
○は1つしかありません。しかも間違っている。
もしかして、問題の文章をまったく読むこと無く答えているのか?
パラパラっと他の問題も見ましたが、すべて間違った答えです。
これは、完全に読まずに答えを書いているに違いない。
「ねぇ、ちゃんと問題の文を読んでから答えた?」
「・・・無言・・・・」
「読まずに適当に書いたんだね!!💢」
「・・はい・・・・・・」
母ちゃん、怒り心頭です。
「問題を読まないで答えられるわけがないでしょう!!!」
この時は頭に来ていたので、ビシバシ指導しました。
「この問題は何を聞かれているの?」
「文章の中から探しなさ~い!!」
消す方が大変でした。
2時間みっちり指導、監督して無事に終了。
後半は見たことないほどの集中力でした。
「例文を読みもしないで答えが分かるはずが無いでしょう。」
神妙にしておりました。
なんて適当に答えているんだ。
直感と自分の感想じゃないか。
それだけしか思いませんでした。
後日冷静に考えてみますと、パッと見は終わっているかに見えるんですよ。
問いには全て答えていますから。
「とりあえず埋めちゃえ!」
「早く終わらせよう」
まぁなんてずるがしこいんだ、この子は。
そう思ったのですが、よくよく考えてみて、こんな発想って小学校低学年でする事なのか?
自分が小学生の頃にはこんな発想は無かったです。
というか、出来なかった。埋まってればいいなんて考えたこともありませんでしたもの。
もしかして次男坊の発想力は大人並みなの?
一般的な発想からかなりズレているの?
普段の行動や会話からおバカさんじゃ無いという印象がありました。
しかし、成績表のひどいことったら、あなた。
こんな風に適当に直感で答えを書けば○をもらえるはずが無いです。
成績を公表したいくらいひどいのもうなづけます。
この普通の小学生には無い発想を上手に導く事が出来るとすれば、
なかなか楽しみな将来が待っているかもしれないですよね。
凡人には思いもつかない発想の持ち主であると言うことだけはよ~く分かりました。
大器晩成だといいなぁ・・・
うん、本当にそうである事を心から願ってますよ、母としては。