親離れは自然にするもの、子離れは意識的にするものだと実感した。
子供が親離れするのは極自然な事です。
しかも、それはある日突然やってくるのです。
本当にこちら(親)の心の準備が出来ていないのに、です😢
今回はそんな当然やって来る「親離れ」「子離れ」のリアル実体験を涙ながらにお伝えします・・・
Contents
現在の状況
2020年現在、長男は小6、次男は小4です。
住んでいる自宅は築85年を迎え、シロアリ被害(駆除は数年前にしましたが新たに深刻な被害を発見)によって納戸にしていた部屋の壁が内側から一部崩れていました。
シロアリの駆除はもちろんですが、損害箇所の修繕をする必要が必須状態。
その他、お風呂もヤバくなってきているのをだましだまし使っていました。
なんせ築85年ですから床下の根太の幅が広く、歩くとフワフワします。
歩く度に気持ちが悪くなるほどです。さらに家自体が傾いており、大きなサッシを開けると片方にドドーッと寄ってしまうンですよ。
勝手口はなぜか鉄工関係だった祖父の手作りの鉄の扉で、たまにしか使いませんが開け閉めが女の力ではかなりの重労働。しかも長い年月で錆びて朽ちてきており、いつ外れるのか?というドキドキの扉。
2階に上がる階段も昭和の家ならではの超急勾配。
思春期に突入し始めた子ども達の専用の部屋も無いときたもんだ。
そんなこんなで一大決心をしまして、大がかりなリフォームをすることにしました。
2階は兄弟2人の子供部屋にすることにしました。
まぁプライベート空間も必要になる日が来ることは想定できますわね~
一部屋しか無い(9畳くらい?)ので二段ベッドを入れようかな?と。
もちろん子ども達は自分達専用の部屋が出来る事、二段ベッドが来ることに大喜び!!
親離れは突然にやって来た
リフォームが予想外に大がかりになってしまったため、一時的にアパートを借りました。
自宅に戻る日には子供部屋は完成しています。
そこでハタと気づきました。一緒に並んで寝るのって自宅に帰るまでなのか?と。
取りあえず次男坊に「家に帰ったら子供達だけで寝られるの?」と聞いたみたところ極々あっさりと「うん!寝られるよ!!」
母の内心は (゚◇゚)ガーン
え、え~?ついこの前まで「大人が一緒じゃないと寝られない・・・」とか言っていませんでしたか?
もう母は用済みですか・・・
嬉しいよりも寂しいが遙かに上回っている自分の感情にいささかビックリするやら哀しいやら(苦笑)
男の子だしね、いつまでもベッタリ一緒に寝るなんて無いとは思っていましたけど、こうもあっさりと言われちゃうと何だかな~
子離れは意識してするものだ
自分自身の過去を振り返ってみて、意識して親離れなんかしなかったなー。
いつの間にかしてました。
だけど、子離れというものは意識してするものなんだな、と痛感いたしました。
親からすれば子供はいくつになっても子供なんですよね。当たり前なんですけど。
特別に子供扱いしないようには意識してましたし、子供の意思を尊重してきたつもりでした。
違ってましたー。
心のどこかではまだまだ甘ちゃんだわと、思っていたんですよ。
何かで読んだのですが、パトカーや救急車、ドクターイエローなどに遭遇したときに「あ、息子が喜ぶ!!」と瞬間的に感じるのですが、その息子さんはすでに成人していて、自分だけが手をつないで歩いた時代に取り残されている感覚になる。というもの。
ものすごく共感しちゃう。
小学校も後半になれば親がいなくても留守番できるし、おつかいも完璧。
ちょっと大人的な会話も普通になってきていたりする。
高校卒業まであと6年なのかと考えた瞬間に寂しくなりました。
自分のことを構う余裕の無い時期は本当に大変でいっぱいいっぱいだった。
だけど、あの頃が一番子ども達とくっついていたんだなぁ・・・
我が子はいくつになっても子供には変わりないけれど、ひとりの人間として接するには親の方こそ覚悟がいるなぁとしみじみしちゃうんです。
何歳になろうとも自分よりは永遠に若いわけだし、その分経験値も違うのですから、そりゃ危なっかしく感じることも多々あろうかと思われます。
そこを見守るというのは、親の器の大きさを試されているようですよね。
子離れって自然にできるものでは無かったです。
おわりに
まだまだお子さんが小さい方は今だけですよ~。存分にくっついてくださいね。
小学校高学年以降のみなさーん、そろそろ子離れしていきましょうね。
子ども達には子ども達の世界が広っていきます。これからは自分の世界を広げていきましょうね。
さて、私はどうしていこうか?何を始めようか?楽しみ半分、寂しさ半分です。