いや~夏休みですね~
夏休みの宿題の定番と言えば 『作文』 ですよね。
『作文』という課題はなかなか難易度がたかいもののひとつです。
「はい、作文書いて!」
んな事を言われてスラスラ書ける子供なんているわけないじゃん。
だって『作文』の書き方講座なんて受けてませんもん。
親だって文章書くのは得意だぜ!!なタイプならノープレブレムですけども、まぁ大方の親御さんも頭の痛い宿題ですよね?
国語がめっぽう苦手なうちの愛するバカ息子に使った手法をこっそりレクチャーしちゃいましょう。
1.題材を決める
とりあえず、ここは本人の書きたい題材でOKです。
今年の息子のお題は『花火』でした。
うーん、無難な題材選んだなぁ・・・なんて思いながらも、
よっしゃ、それで書こうぜ!となりました。
本人が書きたいと言ったものを否定しないようにね。
やる気スイッチが速攻で切れちゃいますからね。
2.とりあえず自由に書かせる
親は何も言わずにとりあえず自由に書かせます。
はい、ここでポイント💡です。
① 原稿用紙ではなく、ノートやいらない用紙に書かせる。
② 黙って見守る
③ 1行おきに空間を大きめに取って書かせる。
実際の具体例
ぼくは、花火を見に行きました。
お父さんと行きました。
花火に行って、かき氷を食べました。
お友達ができました。
花火は大きな音がしました。
お母さんにスーパーカップを買って帰りました。
楽しかったです。
まぁ、超超シンプルですねー。
これじゃ原稿用紙に1枚でも余裕で余りますな。トホホ
でも、一応は起承転結になっているんですよね。
んじゃ、実際に子供と行った実際をお話ししていきまーす!
3.質問をしながら肉付けしていく
●ボクは花火を見に行きました。
⇒ここをもっと具体的に書きます。
短いですね~
もうちょっと増やしたいですよね。
出だしはこのくらいでOKでしょう。
ノートの空間に
・夜ごはんを食べてから行った。
・急いで食べた。
・早く花火を見に行きたかったから。
というのを色鉛筆で書かせます。
●お父さんと行きました。
「お父さんと行きました。」の次に
・お母さんはお仕事
・お兄ちゃんは林間学校でいなかった。
・ぼくとお父さんのふたりで行った。
これを書き足します。
●花火に行って、かき氷を食べました。
・マンゴー味のかき氷を食べた
・イチゴとレモンと青色のとメロン味があった
・冷たくておいしかった
●お友達ができました。
・違う小学校の子と友達になった
・追いかけっこをして遊んだ
●花火は大きな音がしました。
・ドーン、ドッバーンという音がした。
・お友達と追いかけっこをしていたので、花火は見ていない。
4. 仕上げ
オレンジで囲んだ部分は色鉛筆で書き足していますが、言葉は整っていません。
最初から整えた文章を求めると、しんどくなってきます。
肉付けしたい部分だけをメモ程度にとどめるのがポイントです。
さぁ、ここまで来たらもう少しです。
早速原稿用紙に書き込んでいきます。
ぼくは花火まつりに行きました。
お父さんと二人で行きました。
お母さんはお仕事で、お兄ちゃんは林間学校でいなかったので、二人で行きました。
花火は夜ご飯を食べてから行きました。
急いで食べました。それは、早く花火を見に行きたかったからです。
花火まつりに行って、マンゴー味のかき氷を食べました。
イチゴやレモンや青色のやメロンもあったけど、ぼくはマンゴー味にしました。
冷たくておいしかったです。
違う小学校の子と友達になりました。
追いかけっこをして遊びました。
花火はドーン、ドッバーンと大きな音がしました。
でも、ぼくは花火を見ませんでした。
それは、お友達と追いかけっこをして遊んでいたからです。
帰りにローソンでスーパーカップを買いました。
お母さんに買って来てとたのまれたからです。
花火は楽しかったです。また、行きたいです。
接続詞を足しながら、言葉を整えつつ書きます。
最初の文章とは見違える(?)くらいには文章が増えています。
原稿用紙に2枚は余裕です^^
まとめ
・最初は自由に書かせてみる
・肉付けはメモ程度で
・清書しながら接続詞を足し、文章をです、ます調にする。
短時間で書き終えられるようにするのも、作文嫌いにしないコツです。
低学年なのでこんな程度ですが、学年が上がってもやり方自体は変わりません。
このパターンを覚えると作文だけでなく、論文にも応用できるんです!
実はブログを書く時にも使えるんですよ~
ある程度書いてから、肉付けしていくんですから。
お試しあれ~♪
