読書感想文の書き方。小学1年生から高学年まで使える必殺技を公開
夏休みなどの定番、読書感想文。
この宿題って、高学年ならば自分でなんとかするでしょうけど、低学年には難易度が高すぎる。
長男坊が小学1年生の時に学校から持って帰って来た、読書感想文用の本はなんと『絵本』
でした・・・
ちなみに次男坊は『恐竜図鑑』です。
どうやって感想文を書いたらいいんでしょうか。
『絵本』や『図鑑』で感想文を書けと??
ちょっと学校側を恨みたくなりません?
読書感想文用に借りているのに、「これでいいの?」みたいなチェックをして欲しい。
小学1年生の息子に「こんな本で書けるわけがないでしょ!!」なんて言えないじゃないですか・・・
本人も読書感想文がどんな事を書くのか、知らないんですもんねぇ。
Contents
やってやろうじゃないか!!
もう、無謀としか言えない題材でしたが、闘志がメラメラと燃えてきました。
『絵本』で読書感想文を書かせてみせようじゃないですか!
そうは言っても原稿用紙2枚分、ですよ・・・
ペラペラの絵本からどうやって原稿用紙2枚分にするか。
考えました。え~え~そりゃもう、必至になって考えましたよ。
実践、絵本で読書感想文を書く
では、実際にどうやって原稿用紙2枚になるように誘導したのか。
①どうして、この本を選んだのか。
②個の絵本はどんなお話なのか。
③どこが一番気に入ったのか。
④気に入った理由。
⑤仲良しのお友達にも読んでもらうために、この絵本の面白い所を紹介する。
これらを別のノートに書き出しました。
それぞれの質問に詳しく答えるように言いました。
③と④を何回か繰り返すと、もっと本格的な長文の読書感想文になります。
高学年になっても使える手法です。
低学年のうちは、自分の口から出た言葉をそのまま文章にするのは難しい作業です。
ここでボイスレコーダーの登場です。
とか、言ってますが、ボイスレコーダーなんてありません。
スマホの録音機能を使いました。
①から順に質問します。
読んだ事が無い、お母さんにも分かるように教えてちょうだい。
インタビュー形式は子供も楽しく答える事が出来ます。
こちらが丁寧な言葉で質問すると、です。ます調で答えるんです。
どうして、この絵本を選んだのですか?
好きだからです。
どうして好きなのですか?
テレビで見ているからです。
これをひたすら繰り返して行きます。
言葉が少ないなぁと思ったら、もう少し具体的な質問に変えてみます。
原稿用紙に書き込んでいく
①から順に質問を付け加えた形で文字に起こしていきます。
冒頭部分なら、 ”どうしてこの絵本を読もうと思ったのかは、テレビで見ていて好きだったからです。” のようになります。
質問もうまく文章に加えていくと、自然な文章になります。
①~⑤までを書き終えると、余裕で原稿用紙2枚分にはなっていました。
低学年の頃はこのインタビュー形式で書いていましたが、3年生からは止めました。
大きな流れ事態は変わらないので、質問だけをノートに書いておいたものを見ながら自分で書いています。
まとめ
読書感想文も作文も大きな流れさえ分かれば、小学生でも書くことが出来ます。
今でも作文系の宿題はお母さんとするんだとか、甘えた事を言っていますが、近くにいるだけでなんとか書けています。
最後のまとめは、一番伝えたい事を書くと、うまくまとまります。
図書館に借り直しに行くという発想がわたしにあれば、こんな事はしていなかったでしょうね。
結果オーライなので、良しとします。
ボイスレコーダーを使わなくても、質問に答えていく方法で結構書けるものです。
上で紹介した①~⑤は、絵本だけで無く図鑑でも書けました。
物語なら楽勝ですよね、きっと。
試してみてくださいね。