安芸の宮島を目で! 心で! 胃袋で! 楽しむ~!!
日本三景のひとつ『安芸の宮島』
1996年に世界遺産に登録されています。
広島県民にとっては身近な神社なので、日本三景のひとつと言われても「へえ~そうなんだぁ・・・」くらいのバチが当たりそうな印象を持っていたりします。
平清盛が造ったと思ってましたが(アナタもそう思ってました?✨)、違うようです。
ちゃんと歴史の授業を聞いておきましょうね。
593年(推古天皇の時代)に出来たそうで、平安時代の末期(1146年頃)に平清盛が
「良いもの見~つけた!!」と資金を投入して現在の形になったそうです。
Contents
厳島神社について
引用:http://heiwa-ga-ichiban.jp/sekai/
厳島神社は満潮時にはまるで海に浮んでいるように見えます。
海の中に鳥居がある珍しい神社です。大鳥居(日本三大大鳥居のひとつ)は、で~んと海の中にあります。
この鳥居、固定されていないんです。
地面にポンと置かれているだけなんですよ。
秘密は鳥居の上の横に張り出している部分にたくさんの石が詰め込まれているんですって。
先人の知恵ってすごいです、本当。
絵になるのはやはり満潮の時なので、このタイミングで宮島に渡るとベストショットが撮れます。鳥居も柱も朱色に塗られているので、海の色と壁の白さに映えてとても美しい神社です。
詳しい事はこちらをどうぞ
神社の中には能舞台があって、能が奉納されたり、舞楽(平舞台)を鑑賞することも出来ます。能は見た事がないので分かりませんが、舞楽の鑑賞に料金はありません。
結婚式も行われていて、大安の日だったりすると厳かな結婚式にも遭遇したりします。
外国からの観光客がとても多いのですが、みんな一緒になって静かに拝見しています。
幸せのお裾分けをしてもらったような不思議な体験ですよ。
大安に合わせて参拝すると高確率で結婚式に参加できます。
(結婚式したいカップルが多いそうで、日曜、祝日はほぼ埋まっているそうです)
この神社は本当にキレイです。
お天気が良ければ海が太陽の光を受けてキラキラ輝く中に朱色の回廊は美しいの一言です。
鮮やかな朱色の柱に真っ白な漆喰。
まさに日本美です。
自分ひとりが異空間に来たような、タイムスリップしたようなそんな気分になります。
宮島の不思議
宮島は島全体が神域になっています。そのため、お墓が無いんです。
島の人達のお墓は対岸の廿日市にある事が多い様です。
また、厳島神社の神様は天照大神の娘(3人)と言われています。
この女神様は結婚していて、旦那様は対岸の地御前という外宮にいます。
半年ごとに行ったり来たりされていて、週末婚ならぬ半年婚なんですよ。
(相当うらやましいかも・・・・)
もちろん島なので、船(フェリー)で渡るしかありません。
宮島口までJRを利用すると、その切符でフェリーにも乗れます。
乗るフェリーを間違えないように気を付けてくださいね。
牡蠣ともみじまんじゅう
牡蠣
広島の海では牡蠣の養殖が盛んに行われています。
宮島に行くと牡蠣を焼いている屋台がいっぱいです。
もうこれは食べずに帰ってなるものか!!ですよ。
焼きたての牡蠣にこれまた広島特有の柑橘類をたっぷり搾っていただきます。
すっぱいけれど、レモンじゃ無い、ゆずでも無い、でもさわやかで良い香りです。
食べてみないとこの美味しさは伝わらないな・・・
二度も牡蠣にあたって死ぬ目に遭いながらも「宮島の牡蠣は違うから。」
(あたったのは宮島の牡蠣ではありません、念のため)
本当に美味なので食べてみてちょうだいませ。
もみじまんじゅう
その昔、漫才で有名になった「もみじまんじゅう」
私が大人になるまではこしあんか、粒あんしか無かったんです。
それが今ではカスタード、チョコレート、チーズなどバリエーションが増えてきて
最近では「生もみじ」とか冷やして食べるものとか「揚げもみじ」など種類増やしすぎなくらい豊富なラインナップです。
このもみじまんじゅうのお店が所狭しと並んでいまして、バラ売りもしているんです。
いろんなお店で購入して出来たてを味わう事ができちゃいます。
店先には座って食べられるように縁台が置いてあって、ご親切にお茶も用意してあります。
どこのお店が好みか、食べ比べが出来ますね。
ただし、本当にたくさんお店があるので複数で1個を分けて食べるのがオススメです。
どの味にするかでケンカにならないようにお願いしますね。
商店が集まっている所だけにもみじまんじゅうのお店があるわけでも無いんです。
本当は秘密にしたいくらいなんですが、繁華街からすこし神社よりの山手にもお店があります。
商店名を出して良いのか分からないので、書きませんが(岩村屋さんです。言っちゃった)ここのあんこは他のお店とは明らかに違うんです!!
超絶品なので、是非是非召し上がって見て下さいね。
干潟で遊ぼう
干潮時には干潟が出現します。
厳島神社は湾になったところにあるので、干潟を渡ると歩く距離が短縮できます。
大鳥居まで歩いて行く事もできますよ。
見上げてみるとその大きさにまたビックリ!!
なぜ、潮に流されないのか不思議に思います。(重しが入っているからですけどね)
箱船構造とか言うらしいです。
ヤドカリや小さなカニなど生き物がいっぱいいます。
いい大人でもテンション上がります。
小さなお子さんと行く予定ならクロックスは必須です。
絶対に高確率で水の中に入って行きます。水遊び最高!ですものね~
神社の方から海に向かって本当に小さな川があるのですが、そこをザブザブと入るのが相当
楽しそうでした。周りの観光客が「わぁ楽しそう。いいなぁ自分も入りたい~」って言ってましたよ。
弥山に登ってみて!
弥山は宮島にある山なのですが、頂上まで登ると、そこは360度グルッと瀬戸内海の島々と海がなんとも言えないコントラストを堪能出来るんです。
宮島に行ける範囲の住民は初日の出を見に行くことでも有名なのですが、観光客はご存じないのか、登らないみたいです。
最近は外国からの観光客しか登っていないんですって。
なんて勿体ない・・・
途中までロープウェイもありますので、歩きやすい靴で登って見て下さい。
ただ、ひたすら階段を登るという覚悟は必要ですよ^^
まとめ
『安芸の宮島』という響きから行くなら秋だと思っているあなた。
宮島は1年中楽しいんです。
秋は紅葉がみごとですが、他の季節に行っても充分楽しめます。
日本三景のひとつで世界遺産ですよ?
さらに『パワースポット』としても大人気なんですよ~。
ちなみに牡蠣のシーズンは冬です。
とれとれでプリプリの牡蠣を堪能していただきたいです。
ぜひ、一度はお越しください。お待ちしておりま~す。