毒親持ちが親になるとどうなるの?~涙腺が崩壊したさ。私はね~
自分の親は毒親だと自覚してしまった、人間です。
私は子供を出産してから、『毒親』 とか 『アダルトチルドレン』 に苦しみましたが、毒親持ちだと分かっていて、子供を持ってもいいのか?と悩む方も多いとか・・・
実際に親になるとどうなるのか、参考になれば幸いです。
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実親と自分は違う
当たり前ですが、自分と親は別の人格です。
毒親の元で育ったからと言って、まったく同じ子育てをするはずは無いです。
逆に普通の親ならば、こんな風にして欲しかった、こんな事はして欲しく無かった、いろいろありますよね。
ごく普通の両親(定義がよく分かりませんが)を持っていても、素晴らしい子育てを皆がしているのでしょうか?
そんな事はあり得ないと、分かりますよね。
実の親(遺伝子上の)の元で育っていない人もいるんです。
毒親に育てられたゆえの不安はもちろんあります。
だけど、同じ人間じゃ無いんです。
同じ事は出来ないんですよ。大丈夫^^
イヤだった事はしない
子供を育てるときに誓ったたったひとつの事。
それは、自分が辛かった事は我が子にはしないと、決めたんです。
- 子供を親の相談相手にしない
- 子供は子供らしくさせる
- 子供に祖父母の事を愚痴らない
- 甘えられる時には甘えさせる
- 約束は絶対に守る
これらは自分の中で決めた事の一部です。
親には親の都合がありますが、子供にも子供の事情がありますよね。
可能な限り、子供の気持ちを尊重しようと考えています。
自分の親がしていたこと全てを否定はしません。
これは良かったな、と共感し、我が子にも同じ経験をさせていたりしますから。
涙腺が崩壊しやすい
個人で差はあると思いますが、涙腺が緩みやすくなりました。
毒親持ちで無くても、同じような事を言っているお母さんがいました。
「親になってからは些細なことでも涙が出るようになったんだよね~。」
あー、そうなのか。毒親持ちじゃなくても親になるってそういうことなのかー。
毒親持ち特有の事ではないんだな、と安心した覚えがあります。
私は、子ども達が頑張っている姿を見ると、涙が出ます。
それが我が子では無く、全く関係の無い子供であったとしても。
直接見ていても涙が出ますが、TVに映っている姿でも涙が出ます。
例えば、運動会で頑張っている姿は超超ヤバいです(笑)。
我が子じゃ無くても、なんです。
組み体操やマスゲームなどの一糸乱れぬ演技なんて、必ず鼻がツーンとしてきて涙がボロボロこぼれてきます。
「頑張って練習したんだろうなぁ」「こんなに素晴らしい演技が出来るまでにはどれだけの練習を重ねてきたんだろうか?」何てことを思うと、ダーッと出て来ちゃいます。
これは、私が褒められた事が無いせいか?と思います。
一生懸命勉強して、テストで100点を取った時、「褒めてもらえるかな?よく頑張ったねって言ってくれるかな?」
少なくとも親の笑顔は見られるだろうと思ってテストを見せると、「フーン・・・」
真顔でチラッと見ておしまいでした。
95点なんか取ろうものなら、「どうして間違ったの!!💢」
激しい叱責を受け、テスト直しへまっしぐらでした。
子供心にも「あー、100点じゃ無いとダメなんだな・・・」
そう思っていました。
今思えば95点なんて上等じゃないでしょうか。
我が子であったなら「へぇ~すごいじゃない。よく頑張ったね。あと1問正解してたら100点だったのに、惜しいね。でもよくやってるね✨」
絶対に褒めてしまいますけどね。
まとめ:涙腺は緩むと心得よ
褒められたり、認められなかったりと哀しい思いを味わった分、頑張る姿は涙が出るようになっているようです。
我が子でも、他の子供さんの頑張りにでも涙を流すことで、過去の辛い思いを浄化させているのでしょう。
流す涙の数だけ、過去の自分を慰めているのですね。