毒親

毒親持ちの娘の本音

毒親に育てられた子ども達(成人してからも含む)の心の本音を赤裸々に聞く機会は少ないでしょう。

子供時代を振り返ることそのものが辛いことですし、子供時代の出来事を思い出すのは塞がったかに思われた心の傷が何度でも開いて痛むので、思い出さないように、話をしない、忘れた振りをしてやり過ごすのが一番穏やかに日常を送れるからですね。

あくまで私momokoの場合ですが、強がりではない本音を語ってみたいと思います。

この記事を読むことで少しでも心の辛さが軽くなる人がひとりでもいることを切に願っています。

過去を振り返る作業はしんどい

自分が辛い思いをしたことってどんな努力をしても完全に忘れることは出来ません。

自分にとっていくら辛かった出来事であっても、『親達』はすっかり忘れているものです。

時間がどれだけ過ぎていようとも、辛かった経験は忘れ去ることは不可能です。

思い出す度、何度でも心の中から止めることなく痛みをともなって血が流れ出します。

まるで深い傷を縫い合わせたはずなのに一瞬にしてパックリ傷が開くのと同じなんですよね。

だから思い出す度に「どうしてあんなことをされたのだろうか?」「なぜ、あのような言葉を聞かねばならなかったのだろうか?」納得出来ずに答えの無い迷路の中を延々とさまようのです。

『毒親』によって負った心の傷は永久に癒やされたりはしないのだと悟るしかなんですよね・・・

カウンセリングを受けてみた感想

長男が小学校に入学するのをきっかけに、自分では良い思い出だったはずの自身の小学校入学式が苦くて辛い記憶になってしまいました。

ウキウキ、ワクワクしている長男と一緒になって心から喜んであげられない自分がいました。

どうして自分はこんなにも苦しいんだろうか?・・・

答えはすごく単純なことです。

 

私の入学式に出席してくれたのは祖父でした。

大好きな祖父と入学式にいる自分は、周りのお友達に「いいでしょう?私は大好きなおじいちゃんと入学式に来ているんだよ。」そう思っていたんです。

我が子がピカピカの1年生として緊張の中にもうれしさや戸惑いを見ているのは幸福感を感じました。

そんな中なのに、「あれ?なんで私はおじいちゃんとだったのかな?」ふと疑問に思ってしまったんです。

ちょうど母は妹を1ヶ月前に出産したばかりだったし、父は仕事があったからだと子供心に納得していたはずなのに、です。

産後1ヶ月には母子共に1ヶ月健診があります。もちろん母と妹は病院に行きました。

 

自分の健診とは言え、外出出来たんですよね。

私の入学式には出席しないけれども。

父親の仕事は自営業なので、半日くらいどうとでも出来たんです。

結局、両親とも自分のことはするけれど、娘の晴れ姿を見たいとまでは思っていなかった、しなかったのだと知ってしまったのです。

気づいてしまってからは気持ちが沈んでしまい、鬱症状が出始めました。

もうこれは病院(メンタルクリニック)に行って治療(薬を飲む)を始めないと本格的な鬱になってしまう!と危機感を感じました。

 

予約から診察まで1ヶ月以上待ち、カウンセリングを受けたいとお願いしました。

そろそろ親とのモヤモヤに決着をつけないと、まだまだ永い人生や子育てが出来なくなるのではないか?と考えたのです。

カウンセリングは約半年以上通いました。2週間に1回というスローペースでしたが。

最初の診察で私はそこそこ重症の鬱状態であると分かり、薬の調節も同時進行で行いました。

 

カウンセリングでは思っている事、過去のこと、色々と話しました。

途中経過はここではお話しませんが、最終的には話すテーマを悩むようになり、結局は自分自身がどうにかしていくしか無いのだ、ようは気持ちの持ちようなのだと思えるようになり、カウンセリングは一旦卒業となりました。

最後のカウンセリングの時に「momokoさんの精神は真っ直ぐで強いです。長くカウンセリングをしていますが、自分から卒業をと言ったのはあなただけですよ。」

そう言っていただけました。

 

もちろん、カウンセラーとの相性も良かったのですが、過去の気持ちを受け止め、整理することでかなり心が軽くなったのは確かでした。

『毒親』であっても『親』である

いくら『毒親』だと理解していても親であることに変わりはありません。

縁を切る、切らないは別問題としますね。

最近どんな心の心境の変化があったのか、きっかけなど無かったのですが、なぜかフッと素直に感じた事実があります。

それは、

~本当は親と仲良くしたいのだ~

~だけどそれが不可能であると知っている事がしんどい~

この事に気づきました。

現実は会えば動悸がするし、身体はこわばるし、感情が高ぶって冷静に会話など出来ないし、会ったり話したあと数週間はまともに眠ることは出来ません。

睡眠が十分ではない状態で、更に気持ちが沈んでいるので、元気な時のような仕事へのモチベーションを保つ+普段通りの仕事をこなすことはまず無理です。

 

ただ、momokoは本音を言えば「親と仲良くしたいし、普通の親子みたいにしたいのだ」と親に対して抑えていた感情に気づいたんです。

かといって、それはあくまで夢物語なんですけどね。

だって過去の出来事はやり直すことは無理だし、現状を受け入れるしかないんです。

自分の本音に気づいたときには、軽くショックでしたが、それでもまぎれもない本音なんです。

こんな時は「親は親なんだなー」とも思うし、親子関係が良好そうな人達を目にするとちょっとだけ寂しい気持ちになります。

切りたくても切れない関係ってなかなか重いもんです。

 

まとめ

毒親から受けた傷の大きさや深さは自分しか分りません。

理解してもらう事(両親や兄弟)は身近な人ほど不可能です。

親と距離を置くことで心穏やかに過ごせるなら、それだけでも十分。

 

だけど、心の奥底にはフタをしていても親に対する愛情が残っているものなのだということを知って、受け入れられたことの意義は大きかったです。

高齢になった両親の面倒は見ることは今現在の正直な気持ちでは不可能です。

それでも『実の親』の存在の大きさを痛感しました。

本当の自分の気持ちは素直に受け止めようと思っています。

認めてしまえば逆に心の重たい荷物が減ったように感じています。

反発や拒絶をしていても、親への思い(隠された)気持ちは素直に認めてみると意外と心が軽くなるものと知りました。

例え、私と同じ気持ちになれなくてもそれはそれで良いんです。

 

あなたの心の重さが少しでも軽くなりますように・・・

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